TAKE25!!

例えば、このメロディーが

誰かの人生の一瞬にぴたりと重なったら。
その人の歩いてきた日々の風景を呼び起こしたら。
ある日のできごと、交わした会話、感情に、ぴたり、とリンクしたら。
とても嬉しいことだなと、思う。

自分が作った音楽は、聴いた人が何を想像してもいい。
どんなイメージを抱いてもいい。
「こんな風景が見えたよ」
「こんな色を、温度を、感じたよ」
「あのときのこんな感情を思い出したよ」
「あの瞬間を思い出したよ」
そんな風に、聴いた人の人生の一部に接触させてもらえるのが、とても嬉しい。
私は、そういうタイプです。

どんな風に受け取ってもらえるのか、あるいは受け取ることができないのか。
あなたの人生のなかで、私の音楽は、ことばは、どんな形をしているのか。
もっと知りたいです。

ただ、ひとつだけタブーがある。
それは、断言されてしまうこと。
「こんな風に受け取ったよ」ではなく、「こういう意図で作ったんだろう?」と勝手に決めてしまう人。
まるで私の意思を伝えるかのように「この人はこういう意図で作ったんだよ」と、(悪気なく)伝えてしまう人。
私の心のなかは、私だけのもの。
最初に作ったときの意図と、時が経過して、改めて聴くときに描く光景は、違ったりします。
作った本人でさえ。
受け取ってもらえて、何かを感じてもらえるのは、この上なく嬉しいことだけれど、こういう人を見かけたら、蹴り飛ばしてやろうか...って気持ちが沸きます。ほんの少し。いや、もう少し。(笑)
改めて書いておくのは、自分が誰かに同じことをしてしまわないように。自分で自分を蹴り飛ばすことにならないように。

もちろん、表現する人はさまざまだから、「確実にこの意図を汲み取って欲しい」、「自分が表現したいイメージ以外のものに例えられてしまうのは不快だな」と感じる人もたくさんいると思います。
音楽だけではなくて、絵画だって、写真だって、造形作品だって同じ。
先に述べたのは、あくまで私の場合だけれど、「私にとってのこの作品」と「作者にとってのこの作品」を区切った上で、作者の感性に触れること、自分なりに受け取ることを楽しめたらいいのかなぁ、と思います。

* * *

なーぜ、こんなことを唐突に書いてみたかというと、特に理由はないのですが...。
大学生の頃から、文学享受についてあれやこれや小走りしていたことも関係しているからかもしれません、音楽だって、同じだよなぁ、って思いまして。
テキストの解釈も楽譜の解釈も、存在してきた時間の分だけ、それぞれの時代の生活や思想の中で受け取られてきて、最初の「想い」は少しずつ埋もれていく。
誰も、本当のことは分からない。
けれども、想いが具現化したモノは、目の前にある。
もしかしたらそれは、解釈される過程で、手を加えられて「オリジナル」ではなくなっているかもしれないけれど。

本当のところはどうなのか分からないけれど、それでも目の前にあるこの作品は、大事にして、できれば、次の世代を生きる誰かにも教えてあげたいな。

そう思えるからこそ、残ってきたし、残っていくんだろう。
いろんな人が、オリジナルに込められた想いに辿り着きたい、と何度も何度も思考するんだろう。
そんな何かをひとつでも送り出せたのなら、とても幸せかもしれない。

後半、無理矢理まとめた感が否めないですが、まぁまぁなんというか難しいことはさておき、主観的に受け取ることを楽しんでほしいな、ということだと思って頂けたら。

そんな私が、いま、読んでいる本。
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大好きなドビュッシー曲がたくさん。
音楽関連の本って、とにかく文字がぎっしりな印象なのですが、これはとても読みやすい文章で、さくさくっと読み進められます♪
音楽研究分野の人についてはさっぱりなのですが、あとから著者紹介を見たところ、青柳さんはドビュッシー研究の論文で評価も得ていらっしゃるようなので、他の本も読んでみたいな、って思いました。
あくまで、青柳さんが得た知識で、青柳さんが推定したドビュッシー像なのだということを頭の片隅に置いて。

* * *

さてさて、最後に素敵なメロディをひとつご紹介しておきましょう♪
haroのあれやこれや担当でおなじみ、まさきさんの新年1発目のインスト作品。

あなたにとって、どんなメロディですか?
楽しんでくださいね(ノ´ ∀`)ノ

最後まで読んでくださって、ありがとうございます♪
いつもとちょっと空気感の違う記事で、途中でリターンした人もいるかもしれませんね。(笑)
このあとは、ドビュッシー曲をBGMに『ドビュッシーとの散歩』の続きを読んで、音とことばで旅しようと思います☆


それでは、また(ノ´ ∀`)ノ☆
* * *
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